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骨太教育論

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2020-07-07更新

教室長の骨太教育論~第18回:人生において大切なこと~

こんにちは、教育サポート瀬戸校の山中です。

今日は、教室長の骨太教育論の第18回です。テーマは、ずばり、「人生において大切なこと」です。

それは、毎日を楽しく過ごし、後悔のない人生を送ることです。書いてしまえば、簡単ですが、これを達成しようと思うとなかなか難しい部分があります。

表面的・物理的な楽しさは、瞬時にいくらでも作り出すことができますが、それを支える根底がなければ、すぐに楽しくない出来事に塗りつぶされてしまいます。

このことから、まずは人間としての根底を身に付けることが大切だと言えます。

①(甘やかしではない)本当のやさしさを持つ

②約束・時間・信義を守る

③(メリハリを持って)努力できる

この中に、あいさつや礼儀も入れたいのですが、①~③が備わっていないあいさつや礼儀は、空虚なものです。気持ちの入ったあいさつや礼儀ができるようになりたいものです。

上記さえあれば、たとえ、頑張ってテストの結果や入試の結果が悪くても、問題ないと思います。きっとその人が輝ける場所があると思います。もちろん、塾ですから、勉強を頑張ってもらいますが、それが一番大切なことではないということです。

しかし、①~③が備わってくると、過剰に自分を追い込んでしまう人が出てきます。これは、良い面と悪い面の両方があります。成長できることは素晴らしいことですが、自分の健康や心を犠牲にしてまでやることではないということです。ここで必要になってくるのは、「見切る能力」もしくは「自分を許容する能力」です。真面目であればあるほど、これらのことが難しくなります。しかし、勉強できる時間も、仕事をできる時間も限られています。予め制限時間を決めて、物事を完成させるくせをつけるべきです。そして、成果物が気に入らなかった場合は、「もっと時間を増やそう」ではなく「もっと効率よくやろう」と考えるべきです。ただし、努力できる人限定です。これらの考え方をサボる理由にしてはいけません。

「見切る能力」。難しいですねぇ。テスト勉強も、目標を決めて、やるだけやったら、必要以上に不安にならず、あとは「天のみぞ知る」でいきましょう。今後は、テスト対策が終わったあとの生徒の顔に注目していきたいと思います。


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