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骨太教育論

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2020-07-14更新

教室長の骨太教育論~第19回:コロナから子どもたちを守ろう~

こんにちは、教育サポート瀬戸校の山中です。

 

今日は、教室長の骨太教育論の第19回です。テーマは、ずばり、「コロナから子どもたちを守ろう」です。

ニュースなどで、自粛期間に生活のリズムを崩し、学校に行きたくない、ひどい場合は何もしたくないという子どもたちが増えていると報道されています。コロナ感染から子どもを守ることももちろんですが、私たち大人が、このような状況から子どもたちを救い出すべく、真剣に考え、行動することが求められています。

まず、このような状況を生み出す原因を考えてみましょう。

①大人がWithコロナ時代の現状に対応できず、先が見えない中、不安に生活している姿を子どもが見て、将来に希望が持てない。

②自粛期間中に、ゲームやLINEの度を越えた使用により、生活習慣が乱れ、早寝早起きができない。

③クラスが団結する大事な時期である、4月5月に休校となったため、友人関係などにおいて深刻な悩みを抱えている。

④③と関係して、クラスの規律が確立していないので、一部の生徒が自由に行動するのを見て、我慢していた生徒がコロナのストレスもあり、爆発してしまった。

⑤学校がなくても生活できた期間を経験したことで、学校の必要性、ひいては学ぶことの必要性に疑問を持ち始めた。

⑥学校が本来重要視する、学習指導以外の領域が、入試制度等の変更によって、軽視されるようになった。「学校に行くこと。遅刻をしないこと。約束を守ること。学習態度。」などを身に付ける必要があると感じる子どもが減っている。

以上です。こうやって書き出してみると、本当に大変な状態です。家庭・学校、そしてもちろん塾が、それぞれ努力し、そして協力する必要があります。

まず、大人が、このような難しい時代を生き抜く知恵と胆力を見せる必要がります。そして、勝ち取った信頼をもとに、子どもを導く必要があります。教えるべきことは、ゲームやLINEとの付き合い方。一方的なルールでもなく、取り上げるでもなく、真剣に話し合う場を設ける必要があります。最後に、最も難しいのは、成果主義の導入で結果ばかりに目がいく中、「生きる力」や「学ぶことの意義」の重要性を子どもたちにしっかりと実感してもらうことです。なぜ、これらが重要なのか?答えはありませんが、子どもたちとじっくり探す時間と余裕を私たち大人が持つ必要があります。

ここまで書いてきて、言葉にすると数行ですが、これらのことに十数年取り組んできた身としては、本当に大変なことだと思います。だからこそ、やりがいもあり、ライフワークとして取り組んでいます。もし、方向性を見失って困っている生徒さんや、それを見てご心配されている保護者の方がいらっしゃいましたら、お問い合わせフォームからご相談下さい。教育相談は、随時無料でさせていただきます。これからも、教育サポートは、子どもたちが、「学ぶことの意義」を見出し、「生きる力」を身に付け、明るく世の中の役に立つ人財になれるサポートをしていきます。今後とも、よろしくお願いいたします。


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