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骨太教育論

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2022-04-11更新

第34回:大学ってどんなところ?①~授業編~

大学ってどんなところ?

みなさん、意外に知らないことも多いのではないでしょうか?

そんな人のために、大学について少しでも情報提供できればいいなと思います。

データ等はできる限り最新情報で信頼度が高いものを活用しようと思っていますが、自分も数十年前大学に通っていたので、主観が混ざっている場合もあります。

さて、1回目は大学の授業について書いていきます。

まず、大学は研究機関であるということを意識することは重要です。

学部(学士・4年間)の後に、大学院(修士・2年間、博士・5年間)が用意されていることからも明白です。

次に、高校と違って、専門分野の学びを深め、応用していく場所であるということです。

ただし、1年生のうちは、教養科目と言って、専門外の科目を幅広く学ぶことを求められることが多いです。

さらに、専門分野の基礎的な技能については、大学が専門知識の応用を目指す場所といった性質からも、生徒個人の学習に委ねられるケースが多いです。

このことから、研究者の育成を第一義としているため、就職などに関しては親身に相談に乗ってくれるとはいえ、自助努力が求められるということ。

さらには、大学に通えば、専門分野に関して、一から十まで指導してもらえるというわけではなく、自己教育力を求められることも往々にしてあるということです。

以上から、合格することは、その大学で学ぶ資格があることをある面では保障するものですが、「自ら学ぶ」といった姿勢に欠ける人にとっては、得られるものが少ない場所となってしまうかもしれません。

自分の行きたい大学について、今一度調べ、自分がそこで学ぶに相応しい素養があるかどうかを今一度見直すことが重要です。

大学は素晴らしい場所ですが、ただ通えばいいのではなく、どのように通い、活用していくかが重要であり、それを無視して盲目的に籍を置くことは、費用対効果が著しく悪い行為であると言えそうです。


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