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骨太教育論

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2020-04-28更新

教室長の骨太教育論~第10回:オンライン時代の教育~

こんにちは、教育サポート瀬戸校の山中です。

今日は、教室長の骨太教育論の第10回です。テーマは、ずばり、「オンライン時代の教育」です。

今回のコロナショックで、オンライン教育がますます加速しそうです。教育サポートでも、動画授業を主とした家庭学習サポートを、対面授業再開後も定期的に実施していこうと考えています。

ここで、勘違いして欲しくないのは、オンライン教育が対面授業に勝るためそのような決定をしたわけではないということです。オンライン教育には、「動画を何度も見返せる。」「通塾の手間が省けて時間を自由に使える。」などのメリットがあります。しかし、裏を返せば、「一度で頭に入らない。」「手軽さゆえに、一回の授業のありがたみを感じれない。」などのデメリットにもなり得るのです。オンライン授業でも同等の成果をあげることができる生徒には、一定の条件がありそうです。その条件とは、まさしく私が普段の授業で生徒に教えていることなのです。そのため、定期的に家庭学習サポートを実施することで、私の手を離れてそれができるか確認する機会にしたいのです。実際、ここ数日家庭学習サポートを実施してみて、生徒の本当の姿が見えてきました。私が見てきた生徒の成長の中には、対面授業で講師が無理やり(講師が頑張ることで)作り上げた虚像も含まれているのだと感じています。それでは、オンライン授業が効果を発揮する生徒の条件とはどのようなものでしょうか?

①指示に従うことができる。

家庭学習サポートの個人・クラス計画通りに何人の生徒ができたでしょうか?

②集中力がある。

家庭学習サポートの授業時間いっぱい学習できた生徒はどれだけいたでしょうか?

③自己教育力がある。

分からない問題を調べたり、学習方法を自分なりに工夫できた生徒はどれだけいたでしょうか?

④積極性がある。

分からない問題を質問したり、自分から参考になる指定外の動画を見たり、指定外の関連問題に取り組んだ生徒はどれだけいたでしょうか?

⑤学力を下支えする人間力がある。

楽なほうではなく苦しいほうを選択する。目先の目標(利益)ではなく、遠くの目標(利益)を目指す。など、自分の目標に向かって、厳しい選択ができた生徒はどれだけいたでしょうか?

いかがでしょうか?どれだけオンライン教育が発展しても、それを受け取るのは人間です。受け取る側がしっかりとしていないと効果がないことは明白でしょう。上記の条件を満たしていない生徒は、学習方法以前の問題です。伸びる生徒は、どんな状況でも学ぶことができます。教育方法というソフトの話をする前に、それを受け取る自分というハードに目を向けていきましょう。

今後も、オンライン教育に比重を置かざるを得ない場面が多々あるでしょう。しかし、教育サポートでは、あくまで教育方法ではなく、生徒自身をしっかりと高めることで、教育方法に左右されない、どんな場面でも学ぶことができる生徒を育てていきます。対面授業を基本に、生徒とぶつかり合いながら、血の通った教育で生徒の人間性を高め、それを確かめるために、定期的に手元から離し、家庭学習サポートに取り組んでもらいます。その時に、生徒がどのような行動を取るのかをしっかりと観察し、見極め、対面授業でフィードバックしていきたいと思います。

今回の一件で、家庭学習サポート(オンライン教育)という新たな武器を手に入れた教育サポートは、ますます進化していきます。今後も、生徒とともに、新しい時代の教育を切り拓いていきます。生徒のみなさん、一緒に頑張っていきましょう!!保護者の皆さん、お力添えをお願いいたします!!


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