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加茂・駅家校ブログ

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2024-06-26更新

子どもの頃を思い返してみて

いつもお世話になっております。教育サポート加茂校の加藤です。

最近、小学生・中学生の下校時間などに車に乗っているとよく、小学生の道路での危険な行動を見かけることがあります(塾生の話ではありません)。おそらく、本人たちに危険なことだという意識や、迷惑をかけてやろうみたいな意識はないのでしょうが、自覚のない危険行為があるように感じます。

例えば、歩道で傘を回してみたり、縁石の上に乗って歩いたり、狭い道路で横に広がって歩いたり自転車に乗っていたりですね。

先のことを少しでも考えると、「傘が他の人に当たったらその人がけがをしてしまうかも」「傘を振り回して、車にぶつけてしまったら、車を傷つけたり、自分もその衝撃でけがをするかも」「縁石に乗っていて、転んだら車にひかれるかも」と思い至りますが、子どもたちは「かも」を意識しない場合が多いようです。大人たちが心配性になるのは、それまで生きてきた経験によるものも大きく、まだ経験の浅い子どもたちは、そういった予測を立てて心配して行動を控えたりしにくいのかもしれません。

思い返してみると、家でも学校でも、「危ないことはしてはいけません」と必ず言われるとは思いますが、「その行動は危ないでしょ」と言われないとわからない場合や、友達と一緒だと喋っていて楽しいという気持ちが優先されて、危機意識が欠ける場合もあったように思います。

教える立場になって、かつて言われていたのと同じように「危ないことはしてはいけないよ」と言うようになりましたが、「それは危ないことだよ」と言われないと「危ないこと」と認識しないこともやはりいくつかあるように見受けられます。(椅子をがたがたさせるなど)

自分が子どもだった頃を思い返してみると、「危ないことをしてはいけません」という抽象的なひと言だけでは子どもの意識とは乖離があるな、とも思います。そのことを私たち大人は念頭に入れておかなければいけませんね。教育の場でも、ご家庭でも、こういったお話は何度でもしたほうが良さそうです。

生徒たちにけがなどがないように生活してほしいと思っておりますので、ご家庭でも今一度、具体的な「危ないことはしてはいけません」をお話してあげて下さい。


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