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瀬戸校ブログ

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2024-10-23更新

2024/10/23 中2・3スタンダードクラスについて

こんにちは、福山市の学習塾、教育サポート瀬戸校です。

今日は、中2・3スタンダードクラスについて書きます。

このクラスは、公立中、市立福山中、近大福山中の生徒で構成された多様性のあるクラスです。

また、最近では新しい仲間を加えて、その生徒たちは、追いつくまでは個別に指導しています。

正直、1週間の中でも、最も指導が大変なクラスで、授業が終わるとクタクタになります。

しかし、これまでたくさん話し合いをしてきて、それに応えてくれて成長して、テストでは塾内で最も優秀な成績を修めているクラスでもあります。

さて、特に中2は、一般に言われる反抗期もあり、様々な問題が起こっています。

最近起こった最も大きいものでいうと、生徒間で行う自主ノートチェックでやっていない宿題をやっていることにするというものがありました。

お互いを高め合う友人ではなく、お互いの足を引っ張り合う友人というのは非常に残念に感じました。

このように書くと、特定の生徒だけが問題行動をしているように見えますが、生徒全員、クラス全体の雰囲気に問題があると考えてます。

あいさつができない。

返事ができない。

人の話を聞かない。

分からない問題をそのままにする。

宿題を怠ける。

挙げればきりがありません。

学力と人間性や態度は関係ないという考えがあるのでしょう。

勉強だけできるようになればいいと考えているのでしょう。

しかし、スタンダードクラスでは、そこだけは譲ることはできません。

何度でも言います、学力と人間性は関係があります。

人間性のないところに学力は育ちません。

ここで言う学力は、テストで点数を取ることではありません。

テストの点数だけ取れればいいという人には、この考え方は必要ありませんので、クラス変更をお勧めします。(この話は、何度もしているので、今更必要がないかもしれませんが)

スタンダードクラスで獲得を目指す学力は、論理的思考力、表現力、コミュニケーション能力です。

これらの能力は、社会に出てからも必要とされる学力です。

社会に出てからのほうが人生長いことを忘れてはいけません。

そこで、お互いに敬意を持って授業を作り上げることができるように、以下のことを徹底してもらいます。

率先してあいさつをする。

説明を聞くときは、手を止めて、講師の方を見る。

分かった場合は、はいと返事をする。

分からない場合は、分からないと意思表示をする。

分からないと意思表示をする場合は、何が分からないのか要点を整理して伝える。

現在、取り組み始めて、数回の授業ですが、毎回誰かしらが注意を受けています。

100%納得していないなという印象も受けます。

これからは根競べです。

私は絶対に折れることはありません。

ただ、このように書くと、生徒と講師は敵同士に感じますね。(さみしいです)

本来は、同じ目標に向かって頑張る仲間のはずです。

注意をしてくる相手は敵ですか?

このように口うるさく、ルールを徹底するのには、理由があります。

授業で起こる、上記などの問題行動の根本には、敬意の欠如があると考えています。

講師を軽んじているから、あいさつをしない、返事をしない、話を聞かず勝手なことをする、うそをつく。

こんなことでは、学びが深まることは決してありません。

ですから、このルールを通して、お互い敬意を持って授業を作り上げることができるようになりましょう。

中には、声を出すことが苦手な生徒もいるでしょう。

首を大きく振って分かったとアピールするだけでも、関係性は大きく変わります。

伝えたい気持ちがあれば、行動は何でも構わないと思うのです。

ここまで書くと、生徒に一方的に、自分に敬意を払うように要求しているように映るかもしれません。

私は、常にこのクラスの生徒全員に敬意を払っています。(もちろん大切に思っていますし、これまで一緒に頑張ってきてくれて感謝しています。)

具体的な行動は以下のものです。

・率先してあいさつをしてきた。

・ありがとうもごめんなさいも、きちんと伝えてきた。

・きれいな日本語を使って語りかけてきた。

・私のする要求程度なら応えてくれる生徒達だと信じ続けて、諦めずに希望を伝え続けた。

・大人と同等に、自分の意志を持った一人の人間として、想いを聞いて、それをできる限り尊重してきた。

自分では、そのようにしてきた自負がありますが、みなさんからしたら違うように感じているものがあるかもしれません。

その場合は、ここがおかしいと伝えて下さい。

きちんと意見を聞いて、納得すれば、ごめんさいを伝えて、改善します。

また、上の2つ目の、きれいな日本語を使って語りかけてきた。というものですが、みなさんが普段使っている砕けた日本語とは違うと思います。

もちろん、私なりに、伝わる言葉を選択するように最大限努力していますが、誤解が生じて、トラブルが起こっている可能性があります。

そうであれば、生徒から敵意を向けられても仕方がない側面があるかもしれません。

このことを改善するために、生徒たちが言葉をどのように受け取っているかということに対して、もう少し踏み込んで理解を促進したいと考えています。

その方法は、各生徒がよく分からなかった文章(先生に言われた言葉や教科書の文章など)を授業毎に1つ持ち寄り、その文章を自分がどのように解釈したかを発表してもらうということです。

そうすることで、生徒たちが言葉をどのように受け取っているかについて、その癖のようなものが垣間見えるように思います。

このことは、生徒の国語力の向上に役立ち、ひいてはすべての教科の学力向上にも役立つと思います。

これは、自分なりの生徒への敬意です。

長くなりました。

このクラスがテストの点数だけでなく、敬意に溢れた素晴らしい学びの場になることを望んでいます。

そのために、これからも全員で一丸となって頑張っていきましょう。

 

 


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