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東尾道校ブログ

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2025-10-08更新

2025/10/8 守破離の考え

いつもお世話になっております。教育サポート東尾道校の加藤です。

最近、少し思うことがありまして、そのことについてお話させてもらいます。

「算数/数学が好き/得意だ」という子であっても、解法の暗記に寄りがちな子が増えているように思えます。

解法を覚えること自体は悪いことではないのですが、それだけでは応用問題へ立ち向かうことは難しく、また、解法の暗記では問題の形式ごとに覚えていかなくてはならないので、学年が上がるにつれてしんどくなっていきます。

主に武道を修める課程として言われる言葉ですが、「守・破・離」という考え方があります。「守」は師の教えや型を守り、基礎を身につける段階。「破」は身につけた基礎を土台にして自分なりの工夫を盛り込んでいき、発展させる段階。「離」は型や流派に捉われなくなり、自分独自の境地に至る段階、とされています。

これは学問においては、教わったことを身に着けようとし、解法を覚えようとする「守」の段階、教わったことを自分で飲み込んで、型だけでなく思考によって応用問題や発展問題に対応できる「破」の段階、それらがその科目・学問(たとえば数学)だけにしか使えないものではなく、身につけたものが他の物事にも共通した考え方に昇華できる「離」の段階に読み替えることができると思います。(受験においてはこの「破」の段階に、社会に出るには自分の得意な分野で「離」の段階になることを目指すのがいいのでしょうね。)

十分な基礎力や向上心、興味関心があるにも関わらず、この「守」の状態に居続ける子というのが少し増えているように思えます。話を聞いてみると、「学校の授業が速くて、考える余裕が減ってしまった」という子もいれば、「解法を身につけた自信がまだない」「先生の教えを守って問題を解くのが勉強だと思っていた」という子もいます。

素直さも非常に大切ですが、ものごとを考える道筋をしっかりと立てられるようになることが「破」への一歩となります。また、「破」の段階にいきつけば、学校の授業が速くても多少の余裕が生まれます。

今はそういった「考える問題」のプリントをいくつか作成して、「守」から「破」になろうとする子たちのサポートになればとも思います。

それでは最後に、中間テストのテスト補習の日程を再掲しておきます。

夏期講習の欠席補充や、受験生の自習のために来てもらっても構いません。(欠席の振替に来られる場合は、あらかじめ担当にお伝えください。)

 

[2学期中間テスト対策補習日程]

①9/27(土) 19:30~22:00 済み

9/28(日) 14:00~19:00 済み

②10/4(土) 19:30~22:00 済み

10/5(日) 10:00~15:00 済み

③10/11(土) 19:30~22:00

10/12(日) 10:00~15:00

 

[期末テスト対策補習対象学校]

尾道北高校①

市立福山高校①

大門高校①②

葦陽高校②

高西中学校②

美木中学校②

みなと中学校③

倉敷高校③


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