2025/1/16　受験シーズンです。

いつもお世話になっております。教育サポート東尾道校の加藤です。

受験シーズンまっただ中、私立中学・私立高校入試の最中です。公立高校を本命としている人にとっては、私立入試は本番へ向けての試験慣れの意味もあったでしょう。

今週末には大学入試共通テストがあり、高校2年生は同日模試と呼ばれるマーク模試を受ける人も多いでしょう。大学入試共通テストも、(県ごとの)公立高校入試も、大きな共通点があります。それは「自分の志望校に関わらず、共通の問題を解く」ことです。当たり前に思いますが、これは私立中・高校入試や大学独自入試(いわゆる2次試験)とは戦略が異なります。

同じ志望校の者同士でしか共通の問題を解かないのであれば、そもそも入試問題が学校側が想定する受験者のレベルなどによって決められて用意されます。その中で「高い点数をとる」という戦略と言うには身もふたもない当たり前のことを目指すほかありません。逆に言えば想定されているレベルに達していれば良いということでもあります。

一方で、公立高校入試や共通テストでは、「自分の志望校から目標点を定めて、その目標点に安定して届くような勉強や問題の解き方を身に着ける」ことが必要になります。公立高校入試の問題も、近年は凝ったものが増えてきましたし、共通テストもセンター試験から名称が変わってからは特に、「読み取って活用する」ことが重視されるようになりました。試験時間が延びた科目もあります。つまり、1問1問にかかる時間が大幅に伸びたと言えます。中には、すごく時間がかかるのにそれが解けても3～4点にしかならない、といった問題もあります。(数学なんかは顕著です。)

そんな中で、まずは自分の志望校と向き合い、「そういった問題も解けなければいけないのか」「そういった問題を飛ばしても目標に届くようにするのか」から考える必要があります。

これから受験生になる生徒さんも、「解ける問題を増やしていく」「解くスピードを上げていく」といったベースの受験勉強に加えて、「解く時間と得点が見合うのかどうか」「自分の得意な大問はどこで、どこから解いていくべきか」といった戦略面の両方を意識して学習していきましょう。

 

[中3向け入試対策講座(1月)]

1/12(日) 13:00～18:00

1/13(月・祝) 10:00～12:00

1/19(日) 10:00～15:00

1/26(日) 13:00～18:00

 

 

 

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