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加茂・駅家校ブログ

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2025-09-24更新

2025/9/24 中間テスト期間が始まりました。

いつもお世話になっております。教育サポート加茂・駅家校の加藤です。

今週は、中間テストが早い学校はもうテストが始まっております。テスト真っ只中の生徒さんたちは、全力を出して臨んでください。

これから中間テストだという生徒さんたちは、課題には早めに取り組み、テスト勉強の準備を進めていってください。

話は変わりますが、国語の読解問題を指導する際、物語では「共感だけで解かないように」というのを大事なことの1つとしています。解くとき以外、たとえば作品の鑑賞として読む際には共感で構わないのですが、問題を解いていくときには共感で解くとまずいときが多いです。答えがひとつに定まるような問いをされているわけですので、そのヒントや答えは文中にあります。

共感で解き続けてきた子は「主人公と自分の価値観が大きく違う場合(舞台となる時代であったり、年齢であったりが違うとこのケースが多いですね)」「地の文などで、主人公が持っていない情報を読者が持っている場合」に内容を大きく取り違えてしまいがちです。

辞書的には共感は「相手の視点に立ち、その経験を理解し、感じ、共有すること」と述べられていますが、世間一般にいう共感は「私もそう思う」「この人の立場だったら私もそうしたと思う」に留まる使い方をされており、そういった意味での「共感」と「他者の視点に立つこと」にはやはりひとつの溝があるように思います。ここでいう「共感」は自分の価値観の元で、相手の立場や言動に同調できるという使われ方をしているように思います。

そうすると、先に述べたような「主人公と価値観が大きく違う場合」には共感が難しく、自分の理解できない物語が展開されているように感じるのかもしれません。入試問題でも、共感しにくいような一風変わった主人公の物語から出題されることがあります。ですので、共感できる/できないという感性自体は大切にしながらも、問題を解く際には文中から拾える情報から読み解くことが大切です。

漫画などを読んでいても、「読者は知っているけれども、このキャラクターは知らない情報」などは多々あります。そういった点を理解せず、またそのキャラクターが最善の行動を取れなかったことに対してストレスを感じる読者というのが増えているそうです。

読解力を身に付けないと、娯楽を娯楽として享受することも難しくなるのかもしれません。

それでは最後に、中間テストのテスト補習の日程を再掲しておきます。

夏期講習の欠席補充や、受験生の自習のために来てもらっても構いません。(欠席の振替に来られる場合は、あらかじめ担当にお伝えください。)

 

[2学期中間テスト対策補習日程]

①9/20(土) 16:00~22:00 済み

9/23(火・祝) 16:00~21:00 済み

②9/27(土) 16:00~22:00

9/28(日) 14:00~19:00 ※尾道校にて行います。欠席補充にはご利用いただけません。

③10/4(土) 16:00~22:00

10/5(日) 10:00~15:00

 

[期末テスト対策補習対象学校]

盈進中学・高校①

近大中学・高校②

府中高校(2年)②

府中高校(1・3年)③


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